2008年3月28日金曜日

さっぽろ秋まつり、大通公園で9月19日から17日間 「食」の催しや短編映画上映

札幌市が今秋、中央区の大通公園で初めて開く「さっぽろ秋まつり」(仮称)の第一回実行委員会が二十五日開かれた。まつりの日程を九月十九日から十月五日までの十七日間とし、味覚の秋にちなんだイベントのほか、大型映像車で短編映画を上映することなどを決めた。
 会場は大通公園五-八丁目で、道内各地の物産店を集める八丁目会場は、九月二十日から十月五日までの土、日のみの計六日間の開催となる。
 まつりは、観光が端境期となる九月下旬に、「北海道の秋の味覚を楽しむことができる催しを」と市などが企画。一九九四年から昨年まで、毎年九月上旬に大通公園で行っていた物産展「リンケージ・アップ フェスティバル」をさらに充実させた形を目指している。
 五丁目会場では、北見の塩焼きそばなど道内各地で盛んになっている「ご当地グルメ」を紹介する。六、七丁目会場は、円山や大通、ススキノ地区の商店街と連携し、まつり限定メニューを提供する。
 また、七丁目会場には大型映像車を運び込んで、札幌国際短編映画祭の作品を上映するほか、コンサドーレ札幌、北海道日本ハムファイターズの試合の中継も行う予定だ。
 まつりの正式名称は三月中に決め、出店する店舗や具体的なイベントは八月中旬までに固める。

(北海道新聞より引用)

2008年3月23日日曜日

西の里中吹奏楽部 感謝の気持ち音楽で あすバザーコンサート 北広島

西の里中吹奏楽部は二十三日午後一時三十分から、市内の西の里ファミリー体育館でバザーコンサートを開く。バザーコンサートは昨年に続き二回目。前回集まった資金を利用して足りない楽器を購入し、壊れた楽器の修理ができた。部員たちは「皆さんに演奏で恩返ししたい」と、演奏会で感謝の音色を響かせる。
 同部はこれまで、楽器の修理や更新が追いつかず、足りない楽器を近隣の小学校や部員の親せきから借りるなどして演奏会に参加してきた。
 その惨状を見かねた保護者らが昨年三月、初めてバザーコンサートを実施。コンサートに合わせ部員の各家庭から持ち寄った品物などを販売したところ、約十万円が集まった。
 その売上金と部費を積み立てた資金などで、へこんでこもった音しか出なかったトランペットやトロンボーンなどを修理したほか、傷みが激しかったアルトサックスとクラリネットを購入することができた。
 吹奏楽部は、その楽器で昨年八月、札幌地区吹奏楽連盟主催の北海道吹奏楽コンクール札幌地区大会に参加、銀賞に選ばれた。顧問の杉森房子教諭は「バザーの効果が表れているのでは」と話す。
 コンサートには、一、二年生二十七人と、卒業生四人も参加して、「銀河鉄道999」「ブライアンの休日」など十曲を演奏する。副部長で二年の久米彩乃さんは「演奏できるのは皆さんのおかげ。多くの人に聴きに来てほしい」と話している。
 入場は無料。また、バザーも行う。開場は午後一時。上履きが必要。問い合わせは杉森教諭(電)375・2843(西の里中内)へ。

(北海道新聞より引用)

2008年3月16日日曜日

待ってろ!山瀬先輩 燃える藤田

札幌のホープ・藤田が燃えている。開幕戦の鹿島戦で力を発揮できなかった悔しさを晴らすため、そして、かつて札幌に所属し、札幌市内のサッカースクール「SSS」の先輩でもある横浜M・山瀬功との対決に意気込んでいる。  開幕戦は不完全燃焼だった。合宿で腰を痛めて出遅れ、栄えあるJ1開幕戦の先発メンバーから漏れた。昨季、自分の定位置だった中盤右サイドは、札幌ユースの同期・西に譲った。「悔しかった。でも、けがをした自分が悪い」  後半開始から西に代わって出場したが、日本代表クラスをそろえる鹿島の中盤相手に見せ場をつくることはできずじまい。「ボールに触れず、攻撃のリズムに乗れなかった」と反省する。  横浜Mの主軸として、日本代表でも活躍する山瀬功は、藤田が中学の3年間を通った「SSS」の先輩でもある。  6歳違うため接点はないが「監督やコーチから、山瀬さんのことはよく聞かされました。僕と同じ中盤で、能力の高い選手がいたと」。  2人は今回が初対決。山瀬功はボランチでの出場が濃厚で、藤田は中盤右サイドで先発が見込まれる。「ホームなのでたくさんお客さんが来る。受け身にならず、積極的にプレーしたい」。あこがれの先輩ではあるが、中盤での主導権争いは譲るつもりはない。

(北海道新聞より引用)

2008年3月10日月曜日

除雪装置の下敷き 当別の男性窒息死 救助の叔父も心不全で病死

七日午後四時四十五分ごろ、石狩管内当別町獅子内の大工藤村誠さん(63)方の倉庫内で、藤村さんがトラクターに接続した大型除雪用機械の下敷きになっているのを妻(60)が発見、藤村さんは間もなく死亡した。救助に駆けつけた藤村さんの叔父で同住所、農業藤村進一さん(75)も急性心不全で死亡した。
 札幌北署によると、誠さんの死因は胸部圧迫による窒息死。除雪用機械はトラクターのエンジンをかけると、上下に動かせる仕組みで、発見時はエンジンが止まっていた。同署は、誠さんが機械を上げた状態でエンジンを切り、下で点検などをしている際に、何らかの原因で機械が下がり、下敷きになったとみている。進一さんは、除雪用機械を上げようとしてトラクターのエンジンをかけている際に、具合が悪くなったという。

(北海道新聞より引用)

2008年3月4日火曜日

北方領土返還へ努力 弁論大会入賞者が首相に報告

一月に札幌で開かれた第二十二回北方領土高校生弁論大会(北方領土復帰期成同盟主催)で最優秀賞に輝いた函館白百合学園高二年の丸山友梨さんと、優秀賞に選ばれた札幌旭丘高一年の梅沢美穂さんが三日、首相官邸で福田康夫首相に受賞を報告した。
 二人は弁論大会の様子や、昨年八月にビザなし交流で北方四島を訪れた際に見聞きしたことを説明。首相は「若い世代が北方領土に対する関心を持ち続けることが重要。引き続き頑張ってほしい」と激励した。
 首相との面会を終えた二人は「大会で発表した内容を広く伝えていきたい」(丸山さん)「領土返還を実現するためにもっと努力したい」(梅沢さん)とそれぞれ今後の抱負を話した。

(北海道新聞より引用)