石屋製菓(札幌)の島田俊平社長は三十一日、品薄状態が続く看板商品「白い恋人」について、生産能力を二割引き上げる方針を明らかにした。個包装に賞味期限を印字する機器を増設し、夏の繁忙期に間に合わせたい考えだ。
本社に併設する観光施設「白い恋人パーク」の全面再開に伴う会見で述べた。「白い恋人」は現在、六ラインをフル稼働させ一日五十万枚を生産している。昨年十一月の販売再開以後、新千歳空港売店などを中心に売れ行きは好調で、各店から増産を望む声は強いという。
約二千万円を投入し、現在六台ある賞味期限印字機を三台程度増やして対応する。
今後、生産体制を抜本的に増強するには新工場の建設が必要となり、投資額は数十億円規模になる見込み。このため、同社は販売実績の推移をみながら、社内プロジェクトチームで慎重に検討していく意向だ。
(北海道新聞より引用)
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