2008年4月15日火曜日

素早いパスで勝機 日本代表坂井GMに聞く

日本は、2004年を最後に、トップリーグから遠ざかっている。来季からの復帰を目指して、自国開催の世界選手権をどう戦うのか。坂井寿如(としゆき)ゼネラルマネジャー(GM)に聞いた。
(荒川岳志)
 --日本チームの特徴は。
 「スピードが持ち味の日本としては素早いパス回しから勝機を見いだしたい。攻守の切り替えを素早くし、試合終了まで動きを切らさないようにする。今回の日本代表はベテランと若手がうまく組み合わさった。選手同士の連係も良い」
 --5カ国と戦う上でのポイントは。
 「まず初戦。どの選手も日本開催は初めてなので緊張するかもしれない。硬くならずに、リトアニアを破りたい。それと4戦目のウクライナ。ここまで波を維持して最終日まで優勝を争いたい」
 --そのウクライナとどう戦いますか。
 「ウクライナの実力はは出場国で最強。個々の力もあるので、日本は数的有利な局面を多くつくるためにFWとDFが連係していく。パワープレーの得点機は逃さず、キルプレーを無失点に抑えたい。GKの出来も試合の流れを左右する」
 --国内では25年ぶり、札幌では33年ぶりの開催です。
 「海外遠征は移動や時差が大変だが、今回はその心配がない。さらに多くの声援が選手の士気を高めるでしょう。アイスホッケーを知ってもらう良い機会ですし、子供たちには将来の日本代表を目指してほしい。そのためにも頑張りますよ」

(北海道新聞より引用)

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