2007年12月26日水曜日

柏MFのアルセウ獲得へ ハードマーク、展開力に定評

札幌が来季の新外国人として、ブラジル全国選手権1部のパルメイラスから今季J1柏に期限付き移籍していたMFアルセウ(23)の獲得に乗り出していることが24日、明らかになった。フィジカルプレー、キックに優れたボランチで、大きな戦力アップが期待できそうだ。  アルセウはパルメイラス時代の02~06年まで、ブラジル全国選手権1部で通算68試合に出場し1得点。今季は柏でボランチとして、リーグ戦28試合出場で1得点を記録している。177センチ77キロと体格は標準的だが、強靱(きょうじん)なフィジカルを生かしたハードマークで相手からボールを奪う守備に定評がある。  守備に特長があるが、両足を使えるパワフルなキックからの展開力、強烈なミドルシュートも持ち味で、ワイドな展開がなかった札幌の攻撃のアクセントにもなりそうだ。すでに柏からは来季契約を更新しない通告を受けており、現在はブラジルに帰国中。獲得できれば、札幌はパルメイラスと期限付き移籍の契約を結ぶ可能性が高い。  J1でもより強力な組織的守備を構築したい札幌としては、DFラインとともに、セカンドボールなど球際の競り合いに負けない、なおかつパスをさばけるボランチ獲得が懸案事項だった。チームの根幹を担うポジションだけに、Jリーグで経験のある即戦力を探していた。  残りの外国人FWについては、ブラジルから獲得する模様。来季はダビと新外国人のブラジル人2トップで臨む予定だ。

(北海道新聞より引用)

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