2008年1月13日日曜日

札幌の獣医師 韓国タンカー事故の油除去作業に参加 道内沿岸も備え必要

昨年末、韓国沖で起きたタンカーの原油流出事故で、札幌市の獣医師斎藤聡さん(45)が現地で海鳥救護などの油除去作業に参加、このほど帰国した。サハリン沖の石油・天然ガス開発事業が年内にも通年生産の開始を予定する中、道内沿岸でもタンカー事故が起こる危険性は高まっており、斎藤さんは今回の体験をもとに「対岸のことと考えず、関心を高めてほしい」と訴えている。
 事故は昨年十二月七日、韓国中部の泰安半島沖の黄海で発生。香港籍タンカーの船腹から原油約一万五百キロリットルが流出し、半島沿岸に大量の油が漂着した。
 油流出事故で海鳥などの救護を行う野生動物救護獣医師会(東京)のメンバーの斎藤さんは、十二月二十七日に現地入り。海鳥の保護と油除去作業に加わった。
 斎藤さんによると、海鳥の被害は、幸い生息域への油漂着が避けられたことで軽く済んだが、行政機関の連携不足で現場が混乱することもあったという。斎藤さんは「除去した油の焼却処理をどの自治体が行うか決まらず、せっかく集めた油を入れた容器が暴風雪で倒壊。油が飛散してしまった」と振り返る。
 斎藤さんは、一九九七年の日本海のナホトカ号事故や、二○○二年のスペイン沖プレステージ号事故でも海鳥救護などに従事。米国の野生動物救護団体からノウハウを学び、道内では野生動物リハビリテーター協会の結成に参加。市民対象の講習にも取り組んでいる。
 ○六年には網走管内斜里町沿岸などで、船舶燃料用の油にまみれた海鳥の死骸(しがい)五千羽以上がみつかった。斎藤さんは、「石油を輸入に頼る日本は、事故と常に隣り合わせにある。普段から、行政と市民が情報を共有し、拡散を防ぐ備えが必要」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年1月10日木曜日

北陸銀が美瑛を全国PR 四季の写真やジャガイモを展示

北陸銀行は今年一年かけて上川管内美瑛町を全国に売り込む。一月中旬の札幌を皮切りに富山や東京、大阪、名古屋など全国八カ所の同行本支店ロビーで同町の四季をとらえた写真パネル展を開催。いずれも一カ月程度の期間を予定しており、同行が特定の地域を長期間にわたってPRするのは初めてという。
 取引先の会社役員でアマチュア写真家の嘉部真喜男さん(62)=札幌市=が、美瑛を舞台とする約三千五百枚の写真を撮影していたことを知った札幌支店が、CSR(企業の社会的責任)活動としてロビー展を提案。美瑛町からも「全国でPRしてほしい」と要請され、異例の長期間の写真展開催が決まった。
 名称は「日本で最も美しい村 美瑛展」で、写真パネル約百十枚のほか、ジャガイモなどの特産物や観光ポスターなども展示する。
 観光客の増加も期待され、同支店は「道内と本州の懸け橋になれれば」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年1月6日日曜日

民間交番にNOVA元講師 外国人客でにぎわうニセコ

パウダースノーで外国人スキー客にも人気が高い北海道倶知安町のニセコひらふに、地元観光協会などが民間交番「安全センター」を新設した。経営破たんした英会話学校NOVAの元講師も駐在し、日本の事情に不慣れな外国人客の助っ人役にもなっている。
 この地域はここ数年、オーストラリアや香港などからの観光客が急増。民間交番はスキーシーズンの開始に合わせ、昨年11月下旬に開設した。英国出身のデビッド・ハートさん(30)と2人の日本人スタッフが遺失物の相談に乗ったり、不慣れな観光客にバスの乗り方などを助言している。
 2002年、NOVA講師として来日したハートさんは、札幌や横浜で教えてきたが、07年10月、同社破たんに伴い日本人の妻の両親がいる倶知安町に。知人の紹介で同交番勤務となった。

(北海道新聞より引用)

2007年12月26日水曜日

柏MFのアルセウ獲得へ ハードマーク、展開力に定評

札幌が来季の新外国人として、ブラジル全国選手権1部のパルメイラスから今季J1柏に期限付き移籍していたMFアルセウ(23)の獲得に乗り出していることが24日、明らかになった。フィジカルプレー、キックに優れたボランチで、大きな戦力アップが期待できそうだ。  アルセウはパルメイラス時代の02~06年まで、ブラジル全国選手権1部で通算68試合に出場し1得点。今季は柏でボランチとして、リーグ戦28試合出場で1得点を記録している。177センチ77キロと体格は標準的だが、強靱(きょうじん)なフィジカルを生かしたハードマークで相手からボールを奪う守備に定評がある。  守備に特長があるが、両足を使えるパワフルなキックからの展開力、強烈なミドルシュートも持ち味で、ワイドな展開がなかった札幌の攻撃のアクセントにもなりそうだ。すでに柏からは来季契約を更新しない通告を受けており、現在はブラジルに帰国中。獲得できれば、札幌はパルメイラスと期限付き移籍の契約を結ぶ可能性が高い。  J1でもより強力な組織的守備を構築したい札幌としては、DFラインとともに、セカンドボールなど球際の競り合いに負けない、なおかつパスをさばけるボランチ獲得が懸案事項だった。チームの根幹を担うポジションだけに、Jリーグで経験のある即戦力を探していた。  残りの外国人FWについては、ブラジルから獲得する模様。来季はダビと新外国人のブラジル人2トップで臨む予定だ。

(北海道新聞より引用)

2007年12月20日木曜日

道議が全額返還へ 選挙カー燃料費満額請求 札幌・東区

公費で負担される選挙ポスター費や燃料費の満額請求問題で、四月の道議選に札幌市東区から出馬し当選した現職道議が、燃料費を水増し請求した可能性があるとして、道選管に公費負担の全額返還を申し出ていたことが、十九日わかった。道議は「選挙カー以外の車にも給油した可能性がある」と説明している。
 この道議は選挙の際に公費で賄う燃料費を満額の六万六千百五十円で請求。道議の事務所担当者が十八日、道選管で燃料費全額を返還する手続きをした。道選管は年内にも返納書類を送付する。
 燃料費は選挙カー一台分に限定されているが、道議は「納品書を処分したため確認できないが、他の車にも給油してしまった可能性がある以上、けじめをつけたい」と説明している。
 この道議は一リットル単価百五円の燃料を六百三十リットル分使ったと申請していた。しかし、東区の他の候補四人の燃料代は三万三千円以下で、この道議の請求額は突出していた。

(北海道新聞より引用)

2007年12月15日土曜日

道内、今夜から大雪

道内は十三日夜から十四日昼にかけ、低気圧が急速に発達しながら接近する影響で、道東を中心に局地的な大雪となる見通し。札幌管区気象台は雪崩や交通障害などに注意を呼びかけている。
 同気象台によると釧路や根室、十勝管内では、十四日正午ごろまでの降雪量が多い地域で四○センチ前後に達する見込み。道南や道央、道北でも二○-三○センチの降雪とみられる。道東は海上の最大風速が二五メートル、波の高さは六メートルの大しけの見込み。陸上でも最大風速一八メートルと、吹雪が予想される。

(北海道新聞より引用)

2007年11月14日水曜日

石狩、小樽の秘境 「楽山居」「ミズバショウ」など100選 北大の名誉教授が出版

 【石狩】石狩市と小樽市内の自然や景観、建造物など、独自の視点で選んだ隠れた名所を紹介する「小樽・石狩秘境100選」を北大名誉教授の青木由直(よしなお)さん(66)=札幌市西区在住=が出版した。「札幌秘境100選」の続編。青木さんは「本を通じて石狩川や石狩浜などの自然の美しさや江戸時代からの歴史あるマチの魅力を再発見してほしい」と話している。
 青木さんは、都市の中でその存在を知られていない、意外性のあるスポットを「秘境」と呼ぶ。昨年十月に出版した「札幌秘境100選」が人気を呼び、続編に取り組んだ。
(北海道新聞より引用)